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ハウスクリーニング業界の過去・現在・未来について

 ハウスクリーニング・ビルメンテナンス業界31年を通して見てきたもの感じたことについて赤裸々に語る

     ジョイテック株式会社山口英雄
    筆者 山口 英雄
昭和40年8月1日生
ジョイテック株式会社 代表取締役社長
東京都職業訓練指導員(建築物衛生管理科)
ビルクリーニング技能士

1.掃除との出会い

私が掃除に興味を持ったのは、アルバイトでいった文化会館でした。最初は、時給900円という当時では、高賃金に釣られていったわけですが、コンサートやイベントが終わっての会場の日常清掃は、若い私には楽な仕事でした。絨毯に掃除機をかけたり、廊下やホールは電動式ポリッシャーで床を洗浄し、業界用語でカッパギ(床用の水切りワイパー)で汚水を回収したりという仕事でした。その後にモップで水拭きを2回おこない。業務用の扇風機で床を乾かし、乾いたら床用樹脂ワックスを塗るという作業でした。ワックスは熟練した初老の責任者の班長がおこなっていました。
そこは会社は、神奈川県でも大手のビルメンテナンス会社で従業員の誕生日には、記念品を送ってくるような社員思いの会社で居心地もよく、数年勤め日常清掃定期清掃基礎知識を教わった

 私の昔の写真
27歳当時の私
2.床の定期清掃フロアクリーニング作業手順
1)床に落ちている荒いゴミを自在箒(T時型のホウキ)を使って押さえ掃きをする。細かいゴミや埃は洗浄時に汚水と一緒に回収する。2)床洗浄用アルカリ性洗剤を汚れ具合に応じて、メーカー指定の希釈倍率(洗浄液のボトルや金属缶に記載)に水で薄めてポリッシャーに付属しているタンク内にいれる。タンクが付いていないポリッシャーの場合は、モップに洗剤をつけて床に塗る。
3)ポリッシャーの回転パット部分に洗浄に適したポリッシャーパットをつける。パットは、白が柔らかく色が黒色になってくるにしたがって、荒く研磨剤が含まれてくる。一般的な汚れの場合は、青色または緑色を使うのが好ましい。
4)洗浄対象箇所の奥の方から、手前の出入り口に向かって洗浄する。汚れが軽度の場合は、横に流して洗う流し洗いで構わないが、汚れが激しい場合は、回し洗い(ポリッシャー本体を回転させて洗う)のが良い。
5)洗浄したら汚水が乾かないうちにカッパギ鉄散り(駅などに置いてある取っ手が付いているチリトリ)に汚水を集めて汚水回収用の金属缶に捨てる。最近では、吸水バキュームで汚水を回収している。
6)汚水を回収したら、所定の場所に汚水を捨てる。
※剥離洗浄の場合は、汚水がアルカリ性の為、環境に配慮して中和剤を入れて、捨てるのが望ましい。
7)洗浄後の床は、乾かないうちにモップで水拭きを2~3回おこなう。モップを複数本濡らしておき、頻繁に交換しながら水拭きをするとすすぎに行く手間が省ける。
8)床用大型扇風機か送風機で床を乾かす。
9)床が乾いたら、洗浄箇所の奥の方から手前の出入り口に向かってワックスを塗る。最初の一層目は幅木にワックスが付着したいように全体に塗り、再度、乾かしたら、2回目を歩行動線にそって、幅木から10~15cmはなして塗る。
10)その後は、十分に乾かす。
11)乾かしている間に使ったモップ,パット、汚水缶、カッパギ、鉄散りを水で良く洗って専用の用具置き場に片づける。

経歴
神奈川県厚木市出身。大学在学中、市内の文化会館で日常清掃のアルバイトをおこなった頃から掃除に興味を持った。23歳で清掃会社を法人で設立し主にマンション・一戸建の竣工時引渡し清掃や某引越センターの協力会社としてハウスクリーニング衛生害虫消毒を行う。店舗や事務所の定期清掃を行う。バブル崩壊と伴に廃業。渋谷のリゾートクラブの清掃部門責任者として完全自社運営化を図る。
生保本社ビル竣工に伴うメンテナンス企画立案及び業務スタッフの日常清掃などの教育指導を担当。損害保険会社の関連会社本社営業課長職として全国の支店支社ビルを巡回しクライアントと業者間のパイプ役として清掃点検及び地場協力会社の清掃業務指導にあたる。本社および各ビルの節水・美観の維持向上を図るためフロア床のドライメンテナンス化を推進。
1999年独立し清掃会社ジョイテック有限会社(のちに株式会社に組織変更)を設立。営業形態のインターネット化を予想しハウスクリーニング専用ホームページを開設し2001年には年商1億円を達成。同時期に新規分野である省エネガラス飛散防止を目的とした窓ガラスフィルムの導入、さらに新築物件オーナーをターゲットとした『建材の美観維持と汚れの軽減』のフロアコーティングフッ素コーティングサービスを考案導入した。
また、ハウスクリーニング普及の為、テレビ・ラジオ・雑誌に「お掃除の達人」として出演する傍ら(社)全国ハウスうクリーニング協会教務委員として各種講習会の講師や二級ハウスクリーニング技士試験の試験官を務める。2012年同協会を辞職し、現在に至る。
 

3.掃除会社起業への想いと現実
 自宅への帰りの上り坂で、ふと後ろを振り向くと晴天の中に薄汚れた灰色のガードレールや多くの家々が視界に入ってきた。この世の中には、汚れたものが沢山ある。「これを商売にできるんじゃないか」と閃いた。
早速、自宅に帰り電話帳(当時は、インターネットも無く電話帳や本、テレビ、ラジオが情報媒体であった)を開いて探してみた。電話帳には、清掃業のページに清掃業者がひしめきあっていた。当時は、ハウスクリーニングという業種は、無くすべて清掃業だった。これは、「無理かな」と思いつつも一般の消費者を顧客にすれば、食べていけると安易な気持ちでいた。若い者は怖いもの知らずと良く言ったものである「総合建物サービス○○サービス」を起業してしまう。

起業しても仕事は、取れない。。。流石に困ってしまった。そこで、当時、そうじ大将という名称でハウスクリーニングのFC展開をしていた株式会社秀美のフランチャイズ説明会に参加した。加盟料と資材費を支払うとハウスクリーニングの実技講習や資材の販売、本部に仕事が入れば優先的に仕事を回してくれるというものだった。藁をも掴む思いで飛びついてしまった。そこの会社は、大坂に本社がある大手引越し会社と提携しており、春や年末になると引越しに伴うハウスクリーニング衛生害虫消毒の仕事の依頼が入ってくる。

   
       
       
       







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 照屋勇賢  照屋勇賢
 ◆照屋勇賢(1973~)  
 日常生活用品(紙袋、新聞紙、トイレットペーパーの芯、着物など)を微細にずらすことにより、通常のものと異なる世界を生み出し環境保護や世界平和、政治などを問いかけテーマ色の強い作品を多く発表しています。
また、刺激的なニューヨークのアートを紹介することで知られている「P.S.1コンテンポラリー・アート・センターの若手紹介展「Greater New York」に取り上げられ、横浜トリエンナーレ2005にも日本代表として参加しました。
 主な所蔵先
グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)、第一生命美術館(東京)、チャールズサーチコレクション(ロンドン)、佐喜真美術館(沖縄)、沖縄県立美術館(沖縄)、森美術館(東京)、大林コレクション(東京)、高橋コレクション(東京)、大和ラジエーターコレクション(広島)、金沢21世紀美術館(石川)など


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